電車

モツ煮家店主のブログ

こんにちは、谷川岳のもつ煮、竹内です。

私は高校時代電車で通学してました。往復で二時間半くらいでしたか。

けっこう本が読めましたね。

それと、試験の時は助かりました。試験の時は前夜に早く布団に入って夜中に起きて

試験勉強をしたのですが、そのまま寝過ごす事も度々でそんな時は電車の中の時間が

試験勉強の時間になりました。人間は限られた時間の中では必死にやるんですね。

電車の中での勉強の効率はとても良かったと思います。何せ背水の陣ですからね。

学校からの帰りの電車で寝過ごした事もありました。ふと、目を覚ますと何やら見慣れない

景色が目に映ります。 「あっ!」 と気付いた時にはもう遅い。すでに新潟県でした。

今となっては笑い話です。

 

東京にいた時も電車はよく使いました。東京では電車だけで用が足りてしまいますね。

車はなくても充分生活できると感じました。群馬の田舎と違って数分おきに電車が

来ます。ホームに入ってきた電車が混んでいれば、 「次のにしよう」 なんて言って

ましたね。水上なんて2~3時間に一本くらいですから狙った電車は外せませんよ。

乗り遅れたら一大事。

 

水上に来てくださるお客様が不便するのが移動手段です。水上では景勝地から食事、

旅館まで、全てが車での移動が基本になっています。電車で来てくださったお客様には

とてもご不便をお掛けしてしまいます。水上へはお車でのお越しをお勧めします。

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読書について

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こんにちは、谷川岳のもつ煮、竹内です。

今、久しぶりに吉川英治の三国志を読んでいます。

ここ一年くらい読んでいなかったのでとても新鮮です。吉川英治の三国志は高校の時からの

愛読書で、ほぼ毎年のように読んでいます。去年は東日本の震災と東電の風評被害で

色々と忙しくなかなか本を読む時間がとれませんでした。

この夏に司馬遼太郎の項羽と劉邦を読んだら、無性に三国志が読みたくなって

段ボール箱を漁ったのですが三国志が見つかりません。高校や大学時代に読んだ

懐かしい本が次から次へと目に入って、あれも読みたいこれも読みたいと思いながら

探しましたがとうとう見つかりませんでした。

ちょうど、下の子がブックオフに行きたいと言っていたのでそのついでに三国志も

買ってきました。全八巻、840円也。ブックオフは助かります。

私は不意に何かの本のある節が読みたくなる時があります。その時はいてもたっても

いられずすぐに段ボール箱をひっくり返します。こらえ性がないんですね。

だから図書館というものが利用できません。その点カミさんは違うんですね。

しっかり図書館を利用してます。しかも私のように同じ本を何度も読みません。

一回読んだら終わりです。私などは無性に読みたくなった昔の本と本の合間に

新しい本を読むといった感じです。だからカミさんの方が読んだ冊数は多いでしょう。

夏に段ボール箱を開いた時、筒井康隆と遠藤周作、それとなぜかアルビントフラーの

第三の波が目に留まりました。ちょっと気になってます。

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ジャパニーズ・デリカシー

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こんにちは、谷川岳のもつ煮、竹内です。

先日、通勤途中のラジオでジャパニーズ・デリカシーという言葉を耳にしました。

字面は日本人の持っている繊細な感性とか感覚、気配りなどを表す言葉ですが、

経済や時事問題などでは日本人の特質や習性を表す言葉のようです。

多くは日本の発展に貢献したという良い意味で使われるようです。

企業で言えば基礎研究にとことん時間を費やしたり、職人さんで言えば出来上がっている

資材ではあるけれどもそれで完成とはせずに自分の中の完成形に至るまで作業を

続けるといった事です。

そんな気質が世界において日本製品の信用を高めたというのはうなずけます。

これはきっと日本人が長年培ってきた精神風土に由来するものでしょう。

うちの上の子はトイレ掃除が雑でトイレの隅々まできれいに掃除できていません。

下の子はご飯を食べる時背筋が伸びていません。

私と家内は子供たちに、 「こういう事がきちんと出来るようになれば学校の成績も

上がる」 とよく話します。

こんな事がジャパニーズ・デリカシーの基本にあるのだと考えるのは私だけでしょうか?

 

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珠算

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こんにちは、谷川岳のもつ煮、竹内です。

前回、簿記のことを書いていて思い出した事があります。

私の先輩で日商簿記1級を取った(高校時代です)先輩がいるのですが、

その先輩はなぜか日商簿記1級の事を話しません。その代わりに 「俺は珠算2段だ」 と

ソロバンの自慢をします。

その先輩は高校の入学式の日、珠算部の先生から、「ぜひ珠算部へ入ってくれ」 と

スカウトされ最後は珠算部の部長にまでなりました。

しかし、人生は山あり谷あり、先輩は3年生の時部長の身でありながら顧問の先生から

「頼むから珠算部を辞めてくれ」 と愛想を尽かされます。理由は簡単、部活に出ない

からです。

ところがその後、先輩は相変わらず部活には顔を出さないものの珠算の関東大会で

大健闘。入賞順位にまで上り詰めたそうです。

珠算の大会というのは、ずらーと机が何列にも並ぶ中、計算を間違えた人が

消えていく方式だそうで、最後には居並ぶ机の最前列に残る者で競技が争われる

のだそうです。

先輩は机の最前列に残りました。こんな事は学校が始まって以来の出来事で

顧問の先生はじめ生徒も皆固唾をのんで見守っていたそうです。

結果は優勝こそ出来なかったものの先輩の学校にとっては快挙に等しい大金星、

大戦果です。顧問の先生は先輩を捕まえて 「お前はやってくれると思っていた」 と

満座の中何度も先輩の肩を叩いていたそうです。

その時に先輩は 「大人の社会というものを学んだ」 と述懐しております。

ドラフトで入団した選手にもありそうな話ですね。全ては結果ということですか。

ある時、私はその先輩へなぜ日商簿記1級の事を話さずに珠算2段の話を

するのかと尋ねた事があります。日商簿記1級といえばそれだけで推薦入学できる

大学だってあるくらい高度な資格だからです。

ですが先輩は、 「日商簿記1級は簡単だったから自慢する気にもならない。俺に

とっては珠算の方が難しい」 と話されました。

その先輩、未だに珠算の話はしますが簿記の話はしません。

人により価値観が違うというお話でした。

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簿記論

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こんにちは、谷川岳のもつ煮、竹内です。

私は高校が高崎市にある高碕商業という商業高校でした。

必然的に ”簿記会計” を習いました。たしか全商簿記の2級までは取ったと思います。

頭が悪かったので日商簿記の2級は取れませんでした。

そんな私でしたが、大学では簿記論の教授より活躍しました。なにせ周りは皆普通高校の

出身者。簿記のぼの字も知りません。大学の簿記の講義では ”簿記論” などという

厳つい、しかも分厚いハードカバーの本が教科書でした。でも、そのハードカバーの

中身は商業高校の1年生の内容です。出来の悪い私でもわかります。

試験の時は大変でした。私は四畳半のアパートに住んでいたのですが、仲間が

簿記を教えろ!と入れ替わり立ち替わり押しかけてきました。その時は毎晩四畳半の

部屋に7人が寝泊まりしました。なぜ7人かというと8人は入れなかったからです。

試験は簿記の他にもあります。自分の勉強時間を削って仲間の為に尽くした私は

偉いですねー。大学時代の私の成績が悪かったのは彼らのせいなのです。

出来ない人間は出来ない人の ”分からない” という気持ちが理解できます。

その点私は彼らの先生にうってつけだったでしょう。それは結果が証明しています。

彼らは皆簿記の試験で ”優” を取ることが出来たからです。偏に私のお陰です。

私は彼らからポテトチップスとジンジャーエールをもらいました。随分と安い

授業料ですね。

大学における前期・後期の試験結果というものは、答案用紙を紙飛行機にして

遠くまで飛んだ答案用紙が ”優” 、少し飛んだそれが ”良” 、あまり飛ばないものが

”可” 、という噂を聞いた事があるでしょう。あれはどうも本当のようです。

なぜって、私の簿記論の評価は ”可” でしたから。

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高商ラグビー部決勝戦

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こんにちは、谷川岳のもつ煮、竹内です。

母校高商のラグビー部が花園をかけて今日太田に挑みます。

太田は新人戦と県総体の覇者で実力のあるチームです。難敵ですが、

決して勝てない相手ではありません。

3年ぶりに凱歌があがることを祈ります。

それとは別に一言言わせて頂きたいのですが、それは今回の公立校同士の決勝が

34年ぶりだという事です。高校野球同様このラグビーにおいても私立勢が常連校に

名を連ねています。今年の夏の甲子園なんてその最たるもので、出場校のうち

公立校は2~3校しかありませんでした。あとは全部私立。

各都道府県の代表として競うべきはずが、私立校チームの内情は全国各地からの

選抜選手の集まりといっても過言ではない状況です。

都道府県の代表校と呼ぶには相応しくないのでは?とつい考えてしまいます。

まあ、母校の晴の舞台にグチはやめましょう。

我が母校高商が夏の甲子園に加え花園の切符まで手に入れようとしています。

こんな嬉しいことはありません。

母校の健闘を祈ります。

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整理整頓された部屋

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こんにちは、谷川岳のもつ煮、竹内です。

表題は弊社の事務所や私の自宅の部屋を表した言葉ではありません。

むしろ、私に関係している部屋というのは整理整頓とはかけ離れた表現が必要となります。

実は、弊社の事務所を綺麗に掃除したくて機会を窺っているのですがなかなか実行に移せません。

こんな事は当人のやる気の問題で、出来る人間ならとっくに済ませているでしょう。

なんとか年内に事務所を綺麗にしたいのですが、まったくもって物置部屋と化しているこの事務所のこと、

私の試算によると三日では終わらない状態であろうと推測されます。

部屋の様子にも色々あるそうで、以前何かの本で朝廷だか公家だかの部屋の様子が描かれている

場面がありました。朝廷の部屋というのはとにかく何もないのだそうです。絵もなければ飾りもない。

調度品はおろか机すらないと書かれていました。朝廷で基本とされていたのは清楚、森厳といった

身の引き締まる厳かな様子だったらしいですね。

それとは別に、武士のお宅はもっと実用的で机あり、箪笥ありでテレビなどでよく見るそれは壁に槍などが

掛かっているのを見かけますね。また、町人の家などは私の家と同じであちこちに雑然と仕事の道具や

家財が散乱していたようです。

私が注目しているのは、この ”朝廷の部屋” でありまして、もしも弊社へ社用のお客様が見えて

朝廷の部屋よろしく弊社の事務所へ通されたなら、これは見物だと密かな楽しみとしております。

実際には机がなければ事務の役にもたたず、机の上にはパソコンも必要で、カレンダーもなければ

日取りもきめられはしないでしょう。なので、最低限の必需品のみが置かれている状態を目標としております。

ただ、一番肝心なのは当人がいつ重い腰を上げるかという問題で、現在のところは富士山のすそ野に立ち

遙か真上に見えるその頂上への制覇困難な状況に腕組みをして思案しているといったところです。

いつでしたか、ある得意先へ所用でお伺いすると、そこの親方が事務所がきたないといって掃除されて

いました。その親方は他の従業員を尻目に私に向かって 「事務所は常に整理整頓されていないと

いけない。何かあった時に他人が事務所に入って綺麗な事務所であれば、”このミスは偶然の出来事

だな” と感じてもくれるが、きたない事務所に通されたら、”起きるべくして起こった事だ” と思われて

しまう。事務所というのはその会社を映す鏡だ」 とおっしゃっていました。

私は他の従業員の手前その話を肯定するわけにもいかず、 「耳が痛いです」 とだけ答えましたが

なるほどそういう効用もあるのかと感心したのを覚えています。

だからといってそういう意味合いで弊社の事務所を掃除しようと考えているわけではなく、

この事務所の場合は単に掃除をしなければならない状況に陥っているというのが真実かと

思われます。

さて、年内に片付くかどうか。もう少し腕組みして考えてみたいと思います。

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商売について

モツ煮家店主のブログ

こんにちは、谷川岳のもつ煮、竹内です。

表題に ”商売” と書きましたが色々な職業という意味で書きたかったので ”生業” と書いた方が

正解でしょうか。

なかなか自分でやりたい職業に就けているという方は少ないと思います。先日も初老の男性のお客様が

立ち寄ってくださり、立ち話で 「誰か農家をやってくれる人はおらんかー」 とおしゃっていました。

そのお客様は埼玉で農家をされているとおっしゃいましたが、周り中みんな農家を止めていくと

話されていました。今も周りの家などは農家とは名ばかりで実際には畑ごと貸している状態だとも

話されていました。

確かにテレビなどで農家の後継ぎ問題などを見た事がありますが、農家だけではない気がします。

なぜなら、私の知り合いで自分の会社を子供に継がせるという方はあまり見かけません。

現に水上ではうちのような饅頭屋は半数以下になっていますし旅館だって建物はあってもオーナーは

代わっている所もあるし、子供さんが後を継がないところもあります。

まあ、お客様にそんな込入った話もできないので世間話で濁しましたが、そのお客様の話によれば

農家の人間は、自分の子供を天気で左右されるような仕事には就かせたくない、のだそうです。

核心かな? と感じました。ズバリ農業の事だと思いましたから。

私は農業という職業は大好きです。その苦労を知らないから言うのかもしれません。でも、人間の基本

ですよね。農業って。これがないと誰も生きていけません。絶対に無くならない商売です。いえ、生業です。

これは強いですよ。私たちの商売とは違う。だって需要が無くならないんですから。

得意先の奥さんでチャキチャキしている方がいます。その奥さんの口癖は 「お土産を売るのは大変なのよ、

お土産は無くてもいいんだから、それを売りつけなくちゃいけないんだから大変よ」 これはその奥さんが

いつも話す原文です。売りつける、とは人聞きが悪いですが購買欲のないお客様へあれこれと声をかけて

買う気にさせるという意味では間違いではありませんね。ちなみに、この得意先は銀行への借入もなく

品物もとっても売れるお店ですが子供さんは一流建設会社へ就職しました。

お土産物を売るのは大変だからですかねー。

話を戻します。

そのお客様は農家の就業時間についても話されてました。朝は早く仕事は午前中で終わってしまう。

朝早いから寝るのも早い。冬の間は何ヶ月も仕事がない。こんなとこだったでしょうか。

私は農家の苦労を知らないのだと思います。だってこんな感じで仕事ができて普通に収入があるのなら

良い仕事に見えちゃう。

晴耕雨読を実践できるなんて夢のようです。

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水上の紅葉が終わりました

モツ煮家店主のブログ

こんにちは、谷川岳のもつ煮、竹内です。

天気予報で 「関東地方の北部山沿いでは雨または雪の降る所があるでしょう」 という解説を

何度か耳にしています。近年の天気予報の精度は素晴らしく、昔とは比べものにもなりません。

水上では天気予報で ”雪” なんて言葉を聞くと 「予報がはずれますように」 なんて祈りたい

衝動にかられます。でも、けっこうな確率で当たってしまうんです。今月の初めも 「雨または雪の ~ 」

という予報がありました。見事に的中です。弊社の周りの山では頂上から2割か3割くらいの部分が白く

なっていました。

ちょうどその頃、片品を出発して水上経由で川場に出る自転車のロードレースがあったのですが、

片品から水上に抜ける峠が雪で使えなくなり、急遽片品から川場までのレースに変更されました。

主催者や係りの方が前日まで水上でも準備されていましたが、誰を恨むわけにもいきませんね。

弊社の周りの山は、半分から下に紅葉が残ってはおりますが、その上はすでに葉が落ちた幹と枝しか

見えません。水上の紅葉も終わりを告げようとしています。

水上はこれから4~5ヶ月間雪に閉ざされます。本当にため息しかでませんよ。

40歳を過ぎて分かったのですが、雪も海もコンサートもレジャーランドも、どれもそこへ訪れる側の

人間になっていた方が良いですね。それなら美味しいとこ取りですから。当事者になってしまうと

苦労もあるので大変ですよね。

学生の時に気が付くべきでした。アルバイトでコンサートの警備をやったんですが、警備とは

名ばかりで舞台の設置から道具の運搬から後片付け、掃除まで全部やらされました。

チケット確認で大勢のお客さんを捌いている時に 「あっちの立場がいいなー」 って思ったんです。

現場を感じてしまうと幻滅したり苦労が先に立って楽しめなくなるなーって。

だから、冬もどこかへスキーを楽しみに訪れる立場がいいですね。

頑張って稼いで工場を移転しよ!

 

 

 

 

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