都心のマナー?

モツ煮家店主のブログ

東京へ出張に行ってきました。

東京は1年ぶりくらいでしょうか。

田舎者は、東京のあの人混みは大の苦手とするところです。

今回、一つ気になる事がありました。

駅のエスカレーターに乗った時、左側の人も歩いて進んでいたんです。

てっきり、エスカレーターは左側の人はただ乗っていていいもんだと思っていました。

右側の人がお急ぎの方でエスカレーター上でも歩いて進んでいく。

でも、今回左側なのに私の前の人がみんな歩いて進んでいく。

「これは?」と、直感して私も続いて行きましたが、これは初めての経験です。

時間帯は朝の7時頃。まだラッシュは始まっていませんでした。

田舎者の私は、東京人のあの洗練された早歩きが苦手で、

従って、エスカレーターでは必ず左側に大仏様の如く鎮座して、

エスカレーターが終わり、また始まるであろう東京人の早歩きの渦の中に

飲み込まれるまでの一種の休息時間として、心の中で一服ついているのが常です。

しかし、今回の「エスカレーターの左側も歩いて進む現象」が新たな都心のマナーに

なっているようだと、ますます東京への出張に苦手意識を持ってしまいます。

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大切な賭け

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アメリカのある大学での話です。

人間は雲古と小便を同時に出せるのか、という話になり

日本人の留学生は「できる」と答え

アメリカの学生たちは全員が「不可能だ」と答えたそうです。

「それじゃあ、賭けようか」という話になり、実際に試したそうです。

そして、その日本人がその行為を難なくこなすと、

周りから「オー!」という歓声が上がったとか上がらなかったとか。

私は、こういうくだらない話が大好きで、この話は遠藤周作のエッセイにあったのか、

高校の時の先生が話してくれたのか、もう忘れてしまいましたが、

こういう話は、せちがらい世の中の一服の清涼剤として

とっても大切な事だと思います。

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栃木にて

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昨年の事、

千葉の出張の帰りに栃木に宿をとった。

栃木には学生時代の仲間がおり、夕飯に誘ってみた。

明日の朝一番で東京出張の予定が入っているそうで、

「なんでこんな忙しい時に連絡をよこすんだ!」とうそぶいていた。

しかし、ホテルのフロントで会った時にはニヤニヤして立っていた。

たぶん、さっきは周りに社員がいたので体裁を作っていたのだろう。

そんな事はお見通しだぜ!

しかも、ユニホーム調のコートなんか羽織って立っているから

私はベルボーイだと思ってYだと気づかなかった。

ベルボーイから、「竹ちゃん、どこ見てるんだよ」と声を掛けられ初めてYだとわかった。

飲みながら話していると、今ではYも立派な社長さんのようだ。

学生時代、やれ太宰だ、やれ中原だと頓珍漢なことを語って仲間から、

「お前は文学部に行け!」と言われていたYがうそのようだった。

立派に更生できてようございました。

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神様へのお願い

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冬になって雪かきが始まると、「神様、お願いだから雪を降らさないでくれ!」と

毎年吹雪の中でお願いしていました。

やっとお願いが通じたのか、今年の冬は雪もなく暖かかったです。

お陰で雪かきをしなくてすみました。

こんな陽気は十数年前の雪不足以来のことです。

雪が降らなくてわかったことは、雪が降らないとお客様も来ない、

ということでした。

神様は正直者なのでしょう。お願い通り雪は降らさなかったのですから。

なので、来年からはお願いの中身を変えます。

「神様、雪は降らさずに、お客様も減らさないでください」と。

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需要と供給

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弊社(本店)の売店に来てくださるお客様から

「この辺りは食堂がないの?」と、毎日のように言われます。

実際、この辺りに食堂はありません。

私が子供の頃は、何軒もありました。

八百屋さんもあったし、雑貨屋さんもあったし、酒屋さんも飲み屋さんもありました。

昭和30年代にはストリップ劇場まであったそうです。

今は見る影もありません。弊社の売店が1件ぽつんとあるだけです。

お客様は、「お宅は1件なんだから食堂をやれば儲かるのに」

と、おっしゃってくれますが、こればかりは市場の原理が働いております。

純と蛍の家(今時の人は「北の国から」を知らないかな?)の近くに

吉野家が存在できる理由はありません。

というわけで、水上に来てくださるお客様、ファミマみなかみ湯原店か

その隣のいさごや湯原店で食事を済ませてから観光にお出かけください。

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学術用語

モツ煮家店主のブログ

また、ラジオで笑ってしまった。

ラジオはお笑いの宝庫である。

ネタは、

ある家庭で、ゲームをしている子供に向かってお母さんが、

「またゲームしてる。宿題を先にやんなさい! 宿題を終わらせるまで

ゲームは禁止にしますからね!」 とお怒りのご様子。

どの家庭にでもある一般的な場面です。

ゲームをテレビに置き換えても良い。

しかし、これを学術用語で表すと、

「不利益な状況になることを予告する行為」

だそうです。

お母さんの「ゲーム禁止!」 と、

学術用語のあまりのギャップに可笑しさをこらえきれませんでした。

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医学部受験

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表題は私の家族の事ではありません。

私を知っている方であればそんな事は言わずともわかっています。

ただ、私をよく知らない方がこのブログを読んでくれた時に間違えないように

注釈を入れております。

医学部を受験するのはたいへんお世話になっているご夫婦のお孫さんです。

こういう方が身近にいるんですね。

偏差値はどれくらいあるとそういう学部を受けられるんでしょうかねー?

私なんぞは偏差値が高い大学なんてご縁がなかったので

国の名前がついている大学ならそうそう悪い事もなかろうとお世話になったくちです。

いつだったか、所用でご夫婦のお宅にお邪魔すると、テーブルの上に

医学部受験や各大学の医学部についての冊子が何冊も置いてありました。

お孫さんの事が気にかかるのでしょう。

私がそれらを指さしながら、「ご心配ですね」と言うと、

「なーに、俺たちには受かった後に用があるだけさ」と話されました。

やはり、医学部ともなると相当かかるそうです。

ともあれ、お孫さんの合格をお祈り致します。

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過ぎたるは猶及ばざるが如し

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小学校の時だったか、中学校の時だったか忘れてしまいましたが、

江戸時代の農民の年貢について習ったのを覚えています。

たしか、五公五民だとか、六公四民、酷い所は、七公三民、なんてのもありました。

農民がちゃんと食べていけるくらいの年貢であれば、

いわゆる、持続可能の制度ということになるのでしょうが、

お代官様が欲をかいて、あまりに過酷な年貢の取り立てをすると

農民も一揆を起こしたりして、制度もご破算になりました。

ところで、こんな話は現代にもあるようです。

とあるメーカーさんの地元で、100年以上も続くお寺さんの行事があったそうです。

その行事期間中は、参拝客がごまんと押し寄せ縁日が立ち、

数え切れないほどの屋台が並んだそうです。

しかし、近年、お寺さんと屋台の方々との間で取り分の話し合いがつかず、

とうとう屋台が消えてしまい、縁日も消滅してしまいそうだとの話を聞きました。

お寺さんと屋台の方々の間にそんな取り決めがあったというのは知りませんでした。

しかも、世間の噂ではお寺さんの要求が大きくなり過ぎたために、

屋台の方々が利益を出せなくなって出店を断念したと伝わっているそうです。

お寺さんも屋台の方々も大きい損失ですね。

過ぎたるは猶及ばざるが如し、現代版でしょうか。

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昭和の時代

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どうも最近の世の中は窮屈になっている気がします。

上手く言えないのですが、あえて言えば、

何か悪い事をして、その場で誰かに叱られればそれで終わるような事が

後でもっと大きな騒ぎになってしまう、そんな感じです。

何の映画だか忘れてしまいましたが、そのワンシーンで、

罪を犯した白人の少年に黒人の判事が

「公園の掃除二日間」

ていう判決を下したのを見て、

あー、何かアメリカって良い社会だなー、って思った事があります。

健全な社会とでも言うんでしょうか、悪さをする子供も含めて社会と

見ている感じが良かったんです。

もう一つ、健全だなーって思い出す出来事が、高校の時の修学旅行。

行きの電車の中で、たばこを吸った奴が先生に見つかって

罰としてそいつは修学旅行ナシ。先生同伴で次の駅からUターン。

また、泊まった宿で女風呂をのぞきに行った奴らが、

これもまた先生に見つかってお説教。

でも、犯罪なんていう代物ではなく、こち亀を読んでいるような明るい情景でした。

何というか、こういうのって悪さをする方も頭隠して尻隠さずの微笑ましさを感じました。

こういうのって、平成の時代ではえらい騒ぎになっているでしょうね。

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これも経済学

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毎日の通勤途中でラジオを聴きます。

ある朝、いつものようにラジオを聴きながら運転していると

どこかの大学の教授だか助教授が面白そうな統計を話されていました。

その中で、色々な場面での約束の時間を守るパーセンテージを話されていましたが、

大まかに言うと、デートの待ち合わせ時間を守る値が80~90%。

友達との待ち合わせ時間が40~50%。

大体こんな数値でした。

なるほどなー、とある意味納得して聴いていましたが、

面白いのは番組終了のアナウンス。

「経済学入門を終わります。」

思わず朝から笑ってしまいました。

これって経済学なんですね。

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