モツ煮家店主のブログ

ずっと前の話ですが、カミさんと出かけた帰り道、どうも車の調子が良くない。

時々インジケーターに赤いランプが点きます。

嫌な感じだったので、もしもの事を考えて高速に乗らず一般道を走りました。

そしたら、案の定。

走っている途中で、スーッ、とエンジンが切れてしまい、それっきり。

場所は郊外で、時間は確か夜の10時か11時頃。家まではまだ30kmくらいあります。

市内まで車を押して戻ろうか、それとも近くの人家で電話を借りてJAFを頼もうか、

そんなこんなをカミさんと話していました。

携帯?

この話はまだ携帯が普及する前の話です。悪しからず。

そんな時、ふと前方を見ると、遙か彼方に明かりが見えます。

1kmも先の感じですが、道路工事のようです。

工事の人に話せば、もしかしたら助けてもらえるかもしれない!

微かな期待に胸を膨らませながら、カミさんと二人で一生懸命車を押しました。

しばらく車を押して、明かりに近づくと、その明かりは道路工事ではなく

車の事故処理だったのがわかりました。

大きな事故だったらしく、警察の投光器が辺りを昼間のように照らしています。

私たちがそこにたどり着いた時は、ちょうど事故処理も終わったようで片付けが始まっていました。

近くのお巡りさんに、車が故障して困っている旨を話すと、

「あの人車屋さんだから見てもらったら」と紹介されました。

なんと、事故が起きたのは車の修理工場の前で、事故車の移動や運び出しなどに

車屋さんが手伝っていたのだと言う。

この夜中に災難だなー、とも思いましたが、

それより何より、私の車が動かなくなって困っている時に、

しかも、その場所が車屋さんの前で、おまけにこんな夜中に

車屋さんが作業をしているというこの奇跡的な境遇に人為を超えた驚きを感じました。

車屋さんは、「もう、遅いから」と、代車を出してくれて、

カミさんと私は、その代車に乗って無事家に帰ることができました。

私は運が良いというお話でした。

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ATM

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先日、銀行のATMでお金をおろし、別の通帳に移そうとした時のこと。

おろしたお金をそのまま別の通帳に入れるだけなのに、

ATMがなんとしてもお札を1枚認識してくれない。

五千円札なんですが、何度やっても戻してくる。

偽札防止のために、ATMなりの厳しいチェックがあるのだろうが、

このお札は、あんたが出したお札。

チェックが入るようなお札なら出さないでもらいたい。

あんたが出したお札を、「このお札は問題有り」と認識して

「受け取れません」と返されても、

「俺のせいじゃないよ!」と言いたくなる。

私の後ろに並んでる人もいるので、あきらめて渋々と窓口へ。

日本のATMのお金を認識する技術は世界有数だそうですが、

面倒なことではあります。

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いさごや湯原店

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湯原(ユバラと読みます。水上の地名です。)に支店を出して早半年。

ファミリーマートさんとの相乗効果で出足は上々です。

まあ、ファミリーマートさんとの相乗効果とは言い過ぎで、

実際のところはファミリーマートさんにおんぶにだっこと言ったところ。

それでも、昭和っぽい店内の雰囲気は良い感じで、仲間から

「あれは竹内が考えたデザインじゃないだろ」とお褒めにあずかっています。

湯原店のデザインは、昭和村のY工務店さんの息子さんが考えてくれたものです。

私に芸術的センスがないのを知っているY工務店の社長さんが、

息子さんに絵を描かせてくれました。

やはり、不得手なことは任せてしまう方が良いですね。

お陰で良い店になりました。

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祝賀会

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同級生がある要職に就き、私たちもその祝賀会に招かれました。

正確に言うと、「私たちも」ではなく、「私たちまで」でしょうか。

票も利権もない何の役にも立ちそうにない面々が私たちのテーブルには

ころがっていました。

祝賀会のフロアーは円卓で、どのテーブルも政治や経済の有力者が占めています。

テレビでよく見るような顔も来てますね。

どう見ても、このテーブルの数人はエイリアンです。

しかも、このエイリアンたちは態度もでかい。周りを気にしてませんね。

それに比べて、テレビでみる顔ぶれは腰が低い。一生懸命お辞儀してます。

このテーブルに回ってきてくれる方が

「〇〇とはどのようなご関係ですか?」と尋ねてきます。

「ご関係?」

エイリアンたちはその時初めて自分の存在に気が付いたようです。

「どのようなご関係って・・・、飲み仲間だな」

まあ、正直なところです。

「飲み仲間・・・」聞いた方が困ってます。

このエイリアンたちをあえて肯定的に訳すなら、彼の清涼剤でしょうかね。

いっぷくの息抜きです。

息抜きできないと、人間やってられませんからね。

そう考えると、我々の役目はけっこう重要なんですね。

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同級生来店

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10月も終わる頃、高商の同級生のYが遊びに来てくれました。

Yに会うのは高校卒業以来。30数年ぶりです。

某得意先の担当者から、「うちの会社に高商陸上部出身のYという上司がいる」というのは

聞いていました。

その得意先は大企業で、「Yも偉くなったもんだ。立派に更生したな」と

密かに喜んでいました。

店には奥さんもいっしょに来てくれました。

同級生なのでやはり子供も同じくらい。

Yのお宅は長女が大学4年生で就活、次女が中3で来春高校受験だそうです。

次女の志望校には高商も選択肢として入っている、とも話していました。

今やっている部活でもっと上を目指したいのだそうです。

結構な事です。

Yの娘さん、ぜひ高商に来てください!

歓迎します!

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鹿を追う者は山を見ず

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10月も中旬にさしかかった頃、水上の山々が

紅葉しているのに気づきました。

お客様の数が増えているので水上が紅葉シーズンに入っているのを

頭の中ではわかっていましたが、実際に山々を見て紅葉していると

感じたのはこの時でした。

能力のない私には、目の前にある仕事をこなすのが精一杯。

山々の時節を心にとめる余裕はないようです。

今年の秋は天候にも恵まれ、きっと良い紅葉になるのでしょう。

私はもうひと頑張りします。

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確率は?

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先日、法事で弟と顔を合わせると

「先週の木曜日長岡に行ったろ」 と言われました。

「おう、行った。なんで知ってる?」

確かに先週の木曜は得意先の打ち合わせで長岡に行きました。

弟は留学生時代の同窓会が長岡であったそうです。

そして長岡駅辺りで私を目撃したそうです。

この確率はすごい!

今年の年末ジャンボは絶対に買わなくてはいけないと思いました。

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隊という言葉

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久しぶりに「JIN」を見ました。

現代の医者が江戸時代にタイムスリップしてしまうドラマです。

翌日の通勤途中に、「JIN」にも出てくる寛永寺の「彰義隊」の

その ”しょうぎ” という漢字が思い出せなくて車を運転しながら首をひねっていました。

”彰義”という漢字をだんだん思い出してはきたのですが、

何で「彰」の字なんだろう?

”義を明らかにする” というニュアンスの時は「明」ではなくて「彰」の字なんだろうか?

漢和辞典を引きたい衝動にもかられ、「彰義隊」に思いを巡らせていると、

今度は「隊」という字も気になってきて、

何で「隊」なんだろう?

江戸時代の軍制では正規軍は組織名に「組」を使ったんじゃあなかったかな?

「隊」を付けたら、自分で正規軍じゃないって言ってるようなもんじゃないか?

まして、軍の組織に「隊」を使ったのは長州藩じゃあなかったかな?

幕府軍が何で「隊」を使うんだ?

もう、疑問が止まらなくなってしまいました。

学校の授業というのはちゃんと受けてなくてはいけないようです。

そんなこんなで、あちこちに思いが散らかっている時、赤信号で車を止めました。

そしたら、私の車の前を2トン車のトラックが通り過ぎ、

そのトラックの横には「草むしり隊」と書かれているではありませんか。

思わず、私は笑ってしまいました。

歴史的に意味のある「隊」を考えている時に、「草むしり隊」と利かされては

話も終わりです。

きっと、神様がこれ以上の思案は事故になるからと、「草むしり隊」を通らせたのでしょう。

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5年後の観光業界

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あまり知られていない法律ですが、製造元の記載というのがあるんです。

当たり前の事だ、と思う人もいるかとは思いますが、

一度商品を手に取ってじっくり見てください。

会社名や商店名が記載されている欄に「販売者」と記載されているものがあると思います。

これは、そこに記載されている会社や個人が「販売」しているのであって

「製造」しているんじゃあないんですね。

こういう商品には製造元の名前が出てきません。

誰が作ったかわからないけど、販売しているのはここに書かれている方ですよ。

っていう標記なんですね。

これは宜しくない。

ということで、今後は製造元の名前を記載しなさい。と法律が変わります。

5年後からそうなるそうです。

当たり前と言えば当たり前の事なんですが、今まではそうじゃなかったんですね。

お土産物なんかはその類で、「熊本城」なんて商品が石川県で作られてたり、

「伊達政宗」なんて商品が長野で作られてたりしてます。

お土産の業界も原点に帰る時が来たようです。

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栃尾の油揚げ

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夏の終わりに新潟に営業に行ってきました。

その帰り道にサービスエリアに寄ったら、栃尾の油揚げを売ってました。

私は身がぎゅっとしている栃尾の油揚げが大好き。

まさかサービスエリアで買えるとは思っていなかったので早速購入。

カミさんに渡すと、栃尾の油揚げを知らなかったらしく

「何、この油揚げ。ずっしりしてる!」

その晩は家族そろって栃尾の油揚げで舌鼓。

新潟に出張に行ったらまた買ってこよう!

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