隊という言葉

モツ煮家店主のブログ

久しぶりに「JIN」を見ました。

現代の医者が江戸時代にタイムスリップしてしまうドラマです。

翌日の通勤途中に、「JIN」にも出てくる寛永寺の「彰義隊」の

その ”しょうぎ” という漢字が思い出せなくて車を運転しながら首をひねっていました。

”彰義”という漢字をだんだん思い出してはきたのですが、

何で「彰」の字なんだろう?

”義を明らかにする” というニュアンスの時は「明」ではなくて「彰」の字なんだろうか?

漢和辞典を引きたい衝動にもかられ、「彰義隊」に思いを巡らせていると、

今度は「隊」という字も気になってきて、

何で「隊」なんだろう?

江戸時代の軍制では正規軍は組織名に「組」を使ったんじゃあなかったかな?

「隊」を付けたら、自分で正規軍じゃないって言ってるようなもんじゃないか?

まして、軍の組織に「隊」を使ったのは長州藩じゃあなかったかな?

幕府軍が何で「隊」を使うんだ?

もう、疑問が止まらなくなってしまいました。

学校の授業というのはちゃんと受けてなくてはいけないようです。

そんなこんなで、あちこちに思いが散らかっている時、赤信号で車を止めました。

そしたら、私の車の前を2トン車のトラックが通り過ぎ、

そのトラックの横には「草むしり隊」と書かれているではありませんか。

思わず、私は笑ってしまいました。

歴史的に意味のある「隊」を考えている時に、「草むしり隊」と利かされては

話も終わりです。

きっと、神様がこれ以上の思案は事故になるからと、「草むしり隊」を通らせたのでしょう。

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