猛暑

モツ煮家店主のブログ

久しぶりに筆を執ります。

いえ、キーをたたきます。

毎日が猛暑のようです。

人ごとですね。

ここ水上は別天地。

昼はさすがに暑いですが、もう朝晩は涼風ただよう高原の陽気。

四国、四万十市では四日連続40℃超えの日本記録とか。

では、住民はヘタっているのかと思いきや、 ”日本一暑い町” なんて看板を

取り付けていました。

これくらいの心持ちでいられれば幸せに生きられるだろうな、と感心しました。

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伊勢崎の物産展の反省会

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”反省会” という名の本来の機能を持つ会が開かれるのは中学校くらいまででしょうね。

アピタ伊勢崎東店で開催された群馬県物産展の反省会も大人の会でありました。

元々この物産展は諸事情により締め付けの少ない物産展です。

衛生面や接客態度、また金銭の授受さえしっかりやっていれば基本的にはOK。

お店と業者のいわゆる縦の関係は非常に薄く和気に溢れた集まりです。

偏にアピタの店長の人柄によるものが大きいと思います。

それから業者の執行部の皆様の表に出ない陰のご尽力とアピタテナント会の懐の広い

好意的な対応も成功の一因でしょう。

お陰様でみんな良い意味で伸び伸びやらせて頂いております。

さて、反省会という名の懇親会ですが時間の経つのも忘れて楽しく飲ませて頂きました。

何をそんなに話す事があったのか今では思い出す事もできませんが、飲んで笑って話して

ホテルについたのは2時か3時くらいだったのではないでしょうか?

私は翌日に会社で床掃除の作業が入っておりまして、一人目を真っ赤にして会話もできずに

床掃除を黙々とやっておりました。いい大人がスケジュールの調整も考えずに二日酔いで

苦しんでいる姿など滑稽以外の何ものでもないでしょう。

しかし、良い集まりですよ。みんな必死になって売っているという感じはありませんね。

何と言えばいいんでしょうか、お客様との間が上手く取れていてとても自然に事が

進んでいるという感じですかね。

次回は9月だそうです。反省会を楽しみにしてます。

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ツバメの巣が落ちた!

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昨日の事です。

8時頃植え込みに水をやりに行くとツバメの巣がありません。 えっ、と思って下を見ると

雛が4匹コンクリートの上に並んでいます。その回りに親が2匹途方に暮れている様子。

巣が落ちた!

さあ大変!このままでは猫やカラスにやられてしまいます。

従業員と相談して元の巣の辺りにバスケットを取り付ける事になりました。

バスケットを設置後、その中に雛たちを入れようと従業員総出で雛を捕まえに行きました。

逃げる逃げる。まだ飛べないもののけっこうすばしっこいんです。

3匹は捕まえたのですがあと1匹が行方不明。方々探しましたが見つかりません。

取りあえず3匹をバスケットに入れて様子を見ていました。

そしたら親が寄りつかないんですね。もう3時間くらい経ちます。

このままじゃあ雛が死んじゃう!

急いでネットで調べてみると、巣が落ちた話がけっこう載っていて段ボールの仮小屋でも

親が餌をやりに来るとありました。ただ、設置した人工巣が大きかったり深かったりすると

親が来ないともありました。

バスケットが大きいのか深いのか疑問にかられ、バスケットを斜めに角度をつけてみました。

そしたら親ツバメが来たんですね。

”良かった” と思って見ていると巣のすぐ上までは近づくのですが

そこでホバリングしたまま立ち往生です。

やはりバスケットじゃあダメなのでしょうか?

従業員が小さな段ボールを見つけて来ました。これなら底も深くありません。

再度その段ボールを設置しました。

雛たちは弱っているのか怯えているのか騒ぎませんでした。

少し様子を見ていると、また親ツバメが2匹コンクリートの上に来ています。

”?” と思ってじっと見ていると、植え込みの中から行方不明だったもう1匹の雛が

出てきました。どこにいたんだろう?

ともあれ、段ボールの巣に入れて様子を見ました。

人工巣が珍しいのか雛を心配しているのか会社の近くにいたツバメ達が

入れ替わり立ち替わり巣の上でホバリングしていきます。

でも、雛たちは顔を出しません。

そんなツバメ達のホバリングが続いていたある時、雛たちが騒ぎだしました。

それと同時にスーッと親ツバメが寄ってきて雛に餌を与えました。

感動でしたね。

ちょうど営業から帰ってきた従業員が ”あっ餌をやってる!” だって。

みんなに見守られて幸せなツバメですね。

それからは親ツバメが餌をやっているようです。

時にもう3時くらいでしたか。暑い中よく水も餌もなく生きていてくれました。

それにしても雛たちはよく自分の親がわかりますね。私達には区別がつきません。

親じゃないツバメのホバリングには見向きもしないんです。

今朝、植え込みに水をやりに行くともう何事もなかったかのように親ツバメが雛たちに

餌を運んでいました。

雛たちが巣立つのが楽しみです。

 

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ツバメの巣立ちと店内改装

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今、お店の内装工事をしています。

5月の下旬から7月いっぱいかけての店内改装です。

店内の改装工事なので作業が始まると陳列台からレジ、ショーケース、冷蔵庫、冷凍庫、

全てを移動させなければなりません。なので改装工事は定休日である毎週水曜日に

夜を徹して行われます。

東電の放射能による風評被害で落ち込んだ卸部門の売上補完のため自社店舗の売上増を図る

のが狙いです。東電の風評被害の影響は大きく、弊社の卸部門の営業も未だに県外の

得意先回りが多い状況です。

そんな状況なので改装といっても資金が乏しく、とても正規の改装という訳にはいきません。

しかし、世の中には神も仏もいるもので、私の置かれた状況をよく知ってくれている先輩が

破格の条件で内装工事を請け負ってくれました。

その先輩はご家族でデザイン会社を経営しています。

当初、店内をどうにか改装したくて資金のない私は先輩のデザイン会社に衝立だけを

注文しました。あとは自分でやるつもりでした。現場を見た先輩ご夫婦は考え込みました。

衝立と私の仕事では焼け石に水だと思ったのでしょう。

そして一言。 「全部やりましょう」 私がその言葉の意味を図りかねていると、

「店内全部やります」

そりゃあ店内全部やりたいのは山々ですが何せ資金がないんです。

東電の風評被害の中、到底無理な話しです。

でもご夫婦はそんな事は先刻ご承知の上で請け負うと言ってくれたのでした。

お金の話で恐縮ですが、誰がどう見てもその請負金額は時間と作業に見合うものでは

ありませんでした。畑が違う私が見ても分かりました。どう見ても人件費と利益が加算されて

いません。ご夫婦はこの事は他言しないでくれと言いました。

「そこで相談なんですが、私達の他に4人人手がかかります。竹内さんがやってくれますか?」

神の声かと思いました。

しかし、それでも私には一度に払う事が出来ない金額でした。

ご夫婦は乗りかかった船と思ったか毒を食らわば皿までと思ったか分かりませんが

支払も4回払いでいいと言ってくれました。

そんなやりとりがあっての店内改装です。私も水曜日は寝ずに作業してます。木曜日は辛いけど

そんな贅沢は言ってられません。お金の無い人間は体を使うのが世の常道です。

私も私に出来る事をやります。ご夫婦にはタバコを切らさないように買い置き、娘さんにも

お弁当とスイーツはふんだんに用意してます。

店舗前に懸垂幕も張ってくれるそうです。大きな懸垂幕です。それも2枚。

ただし、懸垂幕の設置は最後にしました。設置工事にツバメの雛が驚くといけないので。

懸垂幕は2階で休んでもらってます。

7月中旬。ようやくツバメの子供たちが夜も巣に帰ってこなくなりました。

今週懸垂幕を飾ります。

 

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違いのわかる男

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おまんじゅうのアンに使う塩を変えました。

以前は家庭で使うような普通の塩を使ってました。

ある時メーカーさんから ”塩一つでおまんじゅうの味が変わりますよ” と言われて

”ほんまかいな?” と半信半疑で高級塩を使ってみました。

そしたら本当に違うんですよこれが。ビックリしました。

アンの味に透き通る感じが出て潮風が体を通り抜けて行くような感覚を覚えました。

小豆の風味がスーっと口の中にストレートに広がっていくんです。

おまんじゅう自体がすごく洗練された味に変わりました。

目から鱗が落ちるとは正にこの事です。どうして今まで気が付かなかったのだろうと悔やむほどでした。

簡単に甘さの面から話すなら、舌に当たる甘さが口の中へ広がる甘さに変わった、と言う感じです。

まず、親しい友人に食させると分かる人と分からない人が半々ってとこでしたね。

でも、食べた人の半数が分かるなんて業界では画期的な事なんです。

ちょうど私が学生だった頃、ありきたりのビール業界にアサヒのスーパードライが発売されて

猫も杓子もスーパードライは違うと言っていたのを思い出しました。

しかし、何ですな。私の友人は違いの分からない連中が大勢いますね。

ある友人親子(親が私の友人です)に食させたら子供の方はこの透き通るような味を的確に

表現しましたが肝心の親の方はとんちんかんな事を言ってましたね。

親しい先輩の会社にこのおまんじゅうを持っていった時もそこの女性幹部は私が何も言わなくても

味の違いを理解してくれましたが社長をやってる先輩は違いが分かりませんでした。

”違いのわかる男” ではありませんね。

 

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東電原発の風評被害はいつ終わる?

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東電原発により群馬の県北地域に放射能がふりまかれてから3年が経ちます。

昨年辺りから徐々にお客様の数も回復してきたかな?

と思っていましたが風評被害前の水準の2~3割減のところで頭打ちの状態です。

ありがたい事に弊社は自社製造品である生大福やもつ煮の売上が回復してきています。

でも、一般の土産品である漬物や箱菓子などの売上は惨憺たる状況です。

こういう土産品の売上高は来客数に比例します。

なので、実際のお客様の数もまだまだ回復していないようです。

そういえばここのところ旅館さんのオーナーが変わったり民事再生したり、

中には廃業している旅館さんもあります。もう耐えきれなかったんですね。

特に風評被害で顕著な数字が出たのは果物の関係でした。

ここ群馬県の利根沼田地区では果樹園も盛んで特にリンゴには力を入れています。

しかし、同じ利根沼田地区なのに月夜野と沼田では明暗が分かれました。

月夜野では宅配の注文に間に合わないほど売れているようですが沼田では

馴染みのお客様さえ未だに帰ってこないようです。

理由は放射能です。

正しい情報をお客様へ提供するのは良い事です。

しかし、当初の放射能マップはお客様にとってあまりにショッキングだったのでしょう。

沼田地区の放射能レベルは確かに高かったです。でも今はそんなに高くないと思います。

これは日本人らしい行動で、放射能、放射能と騒ぎたてはしませんが、

黙ってその場所へは行かない。黙ってその地域の物は買わない。

大人の行動ですね。

弊社の辺りも今年は0.22(単位はマイクロシーベルトでしたか?)と表示されて除染対象では

なくなったのかなと思い役所へ問い合わせてみると、面で見た平均値であって0.23以上の

箇所もまだまだあるとの事でした。

沼田の例もあります。放射能についてお客様は見てないようで見ているのですね。

ちなみに、弊社へ出入りしている業者さんから果物関係は山梨が好調だと聞かされました。

「群馬と違って放射能がないですからね」

と普通に言われた時にはショックでしたが、これが消費者の本当の気持ちなんだと

現実を受けとめました。

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ツバメ観察

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ツバメの子供たちが巣立ってちょっと寂しいなと思っていたら、

翌朝巣に戻っていました。

仕事の合間にちょくちょく見てみると、どうも昼間は親に連れられて

飛ぶ練習をしているようです。何度か巣にも戻ってきますね。

しかも親ツバメがまだ餌を運んでいるようです。

子供たちはだいぶそれらしく飛べるようになりましたが餌はまだ

自分で取れないようですね。飛び方も翼のはばたきがまだパタパタと

ぎこちなく見えます。

見てて飽きないんですよねー。

仕事しなくちゃ!

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伊勢崎物産展 in アピタ その2

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伊勢崎のアピタで今年二回目の群馬物産展が始まりました。

今日6/27~6/30までの四日間。

前回は盛況でどの店舗も売り切れ続出でした。

弊社も三日分を1日で売ってしまうほどの売上でした。

今回も期待しています。

たくさん売れる物産展なので、第三回目の物産展にエントリーしたい企業がすでに

名を連ね始めているそうです。 すごいですね。

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ツバメが大きくなりました

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一ヶ月ほどサボってしまいました。

けっこう忙しいんです。私。

そうこうしている内にツバメの子供たちが随分と大きくなりました。

巣が二つあるのですが、一つの方はもう子供たちが巣立ちそうです。

小さな巣に、もう大きくなった子供たちが5匹もたむろしているので巣が壊れないか心配です。

もう一つの巣は親ツバメがまだ卵を暖めています。

それから看板の後ろにセキレイも巣を作ったようです。

セキレイが巣を作るのは大吉兆だと友人から聞かされました。悪い気がしません。

うちの上の子も来春巣立つと言っています。

うちの場合は本人が巣立つと言っているだけで保証はありません。

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