校長先生のお話
5月に高商の利根沼田支部の総会がありました。
そこでの校長先生のお話がとても印象的でした。
曰く、「我が校の生徒はインハイ、国体、選手権、どれをとっても頑張っている」
たぶん、支部の諸兄はそれを聞いてみんな「身びいきだな」と感じたと思います。
みんなOB・OGは母校の成績に貪欲なんです。
しかし、校長先生のお話は論理的でした。
高商は共学。従ってスポーツ種目に関しては男女別となり、
生徒数を2で割った人数で他校と勝負している。
男子校や女子高に対して、その半数の生徒で互角以上の成績を残している。
生徒たちは本当によくやっている。
と、いうことでした。
目から鱗が落ちました。
私も先輩方も後輩も、みんな全校生徒数しか頭にありませんでした。
だからインハイの結果や、国体や選手権の成績しか考えませんでした。
そうじゃあないんですね。
我が校の男子は男子校に比べれば少ないし、女子も女子高に比べれば
頭数が少ないんです。
まして私立校においてはなおさらです。
校長先生のお話を聞いて、我が母校の後輩諸君は頑張っているんだ!
と、あらためて思いました。