愛読書
こんにちは、谷川岳のもつ煮、竹内です。
最近は本をあまり読まなくなりました。
どうも生活に追われていて本を読む心の余裕がありません。高校時代私は水上から高崎まで電車通学
しておりましたので毎日車内で2~3時間本が読めました。
あの頃よく読んだのが歴史物や遠藤周作、筒井康隆、新田次郎も読んだかな。中でも吉川英治の
三国志が好きで本がボロボロになるまで読みました。何度読んでも新鮮な文脈が出て来るんですねー。
私は忘れっぽいのかもしれません。
内の奥さんはよく図書館を利用しておりますが本は一度しか読みません。私はそういうのダメなんです。
ある時何の脈略もなくある本の一節が読みたくなり、そうするとすぐに手に取れないといやなんです。
だから本は買います。最近はブックオフがあるので助かってます。
大学時代に ”本を何冊持っているか” なんて話をした事があります。私の友人にしては珍しく
部屋の全面が全部本棚で部屋の中は本の入った段ボールで埋まっている、なんて奴がいました。
彼は今北海道で大きな会社を経営していますがそれには下地があったのですね。
笑い話があります。
栃木の友人が何かで悩んでいてグチを言っていました。そしたらその北海道が
「お前の悩みなんてトーマス・マンの魔の山を3行読めばなくなる」なんて話したんですね。
そしたら栃木がトーマス・マンの魔の山を買って 「3行読んだけど悩みがなくならないぞ」 って。
みんな大笑いでした。また、その栃木の愛読書が太宰や中原中也だというのをみんな
知っていましたので余計でした。
良い時代でしたね。もう少し本を読む心の余裕がほしいものです。