少子化の実感
去年の事だったと思うのですが、あと6~7年経つと私の地元である
利根沼田地区の高校受験者が600人とか700人になると聞きました。
県の方に聞いたのか商工会の方に聞いたのかもう忘れてしまいましたが、
その話を聞いて「これは一大事じゃん!」と思いました。
現在、利根沼田地区には5つの高校があります。700人を5校で割れば
1校100人ちょっと。これは無理でしょう。
だいたい700人全員が利根沼田地区の高校を受検するなんてことも
あり得ません。甲子園を夢見ている子もいれば花園に行きたい子だっています。
頭の良い子もそうですね。そういう子供たちはやっぱりその道に強い県南の
高校に行くでしょう。
数年前に沼田高校と沼田女子高校の統合を県が持ちかけたようですが
反対されてポシャリました。
でも、もうその2校統合だけの話じゃ収まりませんね。確か、利根沼田地区は
高校は2校が限度なんて話でした。
たぶん、こういう話は全国区の話なんでしょうね。
何にしても子供たちの将来を第一に考えてもらいたいもんです。
学校の統合話に反対するのは父兄であったり地元に住むその学校のOBで
あったりするというのを耳にしますが、子供たちの事を考えるとその反対には
首をかしげざるを得ません。
人数が少ないが故にごく限られた部活やクラブしか成立しない学校の子供たちは
可哀想です。
未来のイチローや本田がその中にいたらどうすんでしょ。誰も責任とれませんよ。