包材メーカーさんからの電話
「お世話になります。○○株式会社の○○です。
竹内さんちょっとお聞きしたいのですが、水上の生大福というお菓子を
知ってますか?」
「そりゃ知ってますよ。何で?」
「いや、水上で生大福が売れてるって聞いて今度営業に行きたいのですが、
竹内さんがその会社さんを知ってるなら紹介していただきたいと思って」
「んー、そんなに売れてないと思いますよ」
「それでもお願いしますよ。コロナのせいで売上が下がってるんですよ。
会社で新規開拓しろってうるさいんですよ」
「でも今コロナで営業って喜ばれないんじゃないの?」
「いえ、先方様にも必ず喜んでいただける条件を持って行きます」
「え、値下げしてくれるの?」
「えっ? どういう意味ですか?」
「そういう意味ですよ」
「ええっ! 生大福って、竹内さん? だって竹内さん、もつ煮・・・」
これは実話です。