ラジオ
こんにちは、谷川岳のもつ煮、竹内です。
水上は寒いです。もう暖房器具を出します。
私は毎日家と会社の往復に2時間近くかかります。その間ラジオは欠かせないものです。
ネットと並んで大切な情報源です。ラジオとは浪人している頃からの長いお付き合いです。
浪人中は予備校の寮に入っていたのですが、その性格上テレビという物がありませんでした。
だから、みんなラジオを持っていました。予備校生にとってラジオの深夜番組などは聴かなければ
ならないものくらいに思ってせっせと聴いていました。毎夜どこかしらの部屋から笑い声が漏れていました。
良い時代でしたねー。
ただし、ラジオも万能ではありません。水上で仕事をするようになるとラジオの入りが悪いのには閉口しました。
電波が届かないのです。群馬県の渋川市以北は、山また山の連続です。NHK以外はあまり良く入りません。
辛うじてTBSが入るくらいです。文化放送や日本放送は聞こえが悪いですね。
水上でラジオを聴いていて困るのは、番組の肝心なところや盛り上がっているところで入りが
悪くなるところ。甲子園や日本シリーズ、オリンピックなどでこちらの気分も高潮して熱が入ってくる
時に限って、ザザー、ザザザザー、なんて聴こえなくなってしまうんです。そしてちゃんと聴こえてくる頃には
緊張の場面は終わっています。こんな時に 「田舎だなー、山だなー」 と感じます。
ずー、と昔、ラジオで 「田舎には都会にない喜びがある」 なんてどなたかが言ってました。
冬が終わる頃の春の陽差しを感じる喜びや雪の下にふきのとうの芽を発見する喜びを感じる事が
できるんです、なんておっしゃってましたが、全国の皆さん、真に受けては困りますよ。
あれは番組向けのトークですよ。少なくとも私の知っている住民でそんな喜びのために水上に残っている
奇特な方はいません。みんなお金に余裕さえあれば雪のない所に引っ越したい方ばかりですよ。
ラジオだって普通に全局聴ける方が良いんです。何を好んでクライマックスのシーンに、
”ザザー、ザザザザー” なんて気持ちを削がれる事を ”田舎の楽しみ” なんて言う人がいるもんですか。
ラジオの入りが良くならないかなー。