”みなかみ”という町名について

モツ煮家店主のブログ

こんにちは、いさごやの竹内です。

うちのお店の住所は、群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽 です。平成の大合併の前はひらがなの ”みなかみ” が

漢字の ”水上” でした。

新しいひらがなの ”みなかみ町” は ”水上町” と ”月夜野町” と ”新治村” の三町村が合併してできた町です。

合併の話が出てきた当初は、この三町村だけでなく昭和村と川場村、片品村、白沢村、利根村、そして沼田市をも含めた

合併話であった事を記憶しています。もし、これらの市町村が全部合併していたら相当大きな市になっていました。

たぶん群馬県の面積の 1/4 か 1/5 を占める大きさだと思います。一時は新市名を私たち市町村民から募集して

いましたが行政の心変わりでしょうか、ポシャリました。あの時は市町村民一人一人に新市名を応募する往復はがきが

出されたと思いますが、あの手間と往復はがき代の予算は無駄に終わったようです。

そして、いつの頃からか沼田市周辺の市町村とは袂を分かち現在の ”みなかみ町” に治まりました。

私個人の思いですが、ひらがなの ”みなかみ町” は好きではありません。漢字の ”水上” の方が風情があります。

もっと言うと、新町名は ”月夜野町” が望ましいと思っていました。

理由は ”月夜野” という名前が綺麗だからです。それこそ京都辺りの地名に匹敵する名だと思います。

地図を開いた時に ”みなかみ” と地図上にあるのと ”月夜野” とあるのとでは受ける印象が違います。

まだ漢字の ”水上” の方が良いです。 ”月夜野”には及びませんが。

新町名が決まるまでは町のあちこちで、どの名前が良い、なんて話が出ていましたが、

大方は自分の住んでいる町の名前を推していたように聞こえました。郷土愛ですかね。

ただ、初めの頃の沼田市周辺町村も含めての合併話の時は、新市名としてたぶん ”沼田市” が

有望だったと思います。

 ”沼田市” 。 私の家は沼田市ですがお世辞にも ”美しい” とか ”綺麗” といった

形容詞が似合う名前ではないですね。  

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