学生時代の延長 1
後輩から注文をもらって思い出しました。
ここ1ヶ月ほど、大学時代の先輩や後輩、仲間から連絡が入ってきてます。
30年前の仲間から続けて連絡が入るというのは珍しい事です。
偶然ってこういうものなんでしょうか?
後輩からは注文の電話。先輩からはゼミの教授がそろそろ引退するので
その祝賀会というのでしょうか、慰労会というのでしょうか、とにかく
先生をみんなで囲んであげる会の段取りの連絡でした。
仲間からの連絡はまだ学生時代の延長線上にありました。
ある朝、会社に行く支度をしていて携帯に目をやると着信履歴があります。
私の朝の支度とは5時代の事です。
はて? 誰かしら?
携帯を見ると大学時代の悪友Tからの着信です。しかも着信時刻は4時。
第一感は 「誰か死んだか?」 でした。
まだ早朝なので電話は遠慮してメールを打つとすぐに返ってきました。
返ってきたメールには、「久しぶりやなー」 から始まり、今入院している事、
病院であまりに退屈なので携帯をいじっていると懐かしい名前が色々出てきて
その名前にタッチしようかどうしようかという誘惑にかられていた事、
そして、とうとうその誘惑に負けてタッチしてしまった事が書かれていました。
最後に、久しぶりにみんなで集まって飲もう! なんてありました。
アホくさっ! 心配した自分がバカでした。
私はTへ 「入院しているならちょうど良い、お前の頭も直してもらえ」 と
返しました。